思う事

起業家は立派な投資家

最近日本でもようやく「投資」に関する話題が増えてきたと思います。「貯蓄」率が他の国と比べて圧倒的に高かった日本ですが、バブル崩壊以降の日本の金利を考えると当然の事だと思います。

今の日本では考えられませんが、昔日本の銀行の金利は定期預金で8%を上回っていた時期がありました。100万円を定期預金にいれていたら1年で8万円の金利がつくんです。今ではその金利はメガバンクで0.002%です。つまり100万円を1年間預けて得られる金利は20円です。昔の金利8万円に到達するには、4000年かかる計算です。

さて、そんな「投資」ですが、株式投資や不動産投資、FX、暗号通貨、金(きん)など様々な種類があります。基本的に投資とは、自分の努力で市場をコントロールする事はできません。例えば株式投資をした場合、イーロン・マスクなど世界的発信力がある人を除けば、個人が株を1億円購入したところで、マーケットにはなんに影響も及ぼしません。

会社を自ら起業する場合、ほとんどの人は自己資金や銀行から融資を受けて事業をはじめるでしょう。つまり自分の会社に投資しているのです。一般的な投資に比べて起業は、自分の努力や判断、決断が結果に結びつく確率が非常に高くなります。

これから日本でも投資ということが当たり前になってくるのであれば、是非起業する人が今以上に増えればと思います。

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